"Audi" FIS Alpine Ski World Cup 2004/05
Men's 9th Slalom, Lenzerheide(SUI). 13,Mar,2005
男子回転、マリオ・マット(AUT)4年ぶりの勝利。
佐々木明(ガーラ湯沢)12位、皆川賢太郎(アルビレックス新潟)失格
男子回転第9戦、レンツェルハイド(SUI)、2005年3月13日
Men's Final Slalom. 1st / Mario Matt (AUT)
2nd / Alois Vogl (GER) 3rd / Rainer Schoenferder (AUT)
Final Slalom Podium Men's Slalom Overall Podium
12位 佐々木明(ガーラ湯沢) 1本目8位、2本目失格 皆川賢太郎(アルビレックス新潟)
Photos: Hiroyuki Satoh (JSPA)

 男子回転最終戦は3月13日、パルパン(レンツェルハイド)の「シルバーノ・ベルトラメッティ」コースで行なわれた。前夜からの大雪でコース整備が遅れ、スタートは1時間遅れの午前10時。

 1本目は11番スタートのマリオ・マット(AUT)がベストタイムをマークした。マットはこのビハインドを守り、2001年12月のアスペン(USA)での勝利以来、実に3シーズンぶりの勝利を飾った。ワールドカップ通算5勝目である。
 「2001年から久しぶりで喜んでいる。スラローマーにとっての肩の怪我がどんなにむごいものかをいやというほど知った」とマリオは語った。

 2位には病の癒えたアロイス・フォグル(GER)、3位にライナー・シェンフェルダー(AUT)が入った。

 4位にすでにこの種目の総合優勝を決めているベンジャミン・ライヒ(AUT)、5位にマンフレッド・モエルグ(ITA)、6位に1本目の13位から2本目のベストタイムをマークしたボーディ・ミラー(USA)が入った。今季スラロームで2度目のゴールである。

 1本目8位に付けた皆川賢太郎(アルビレックス新潟)は2本目痛恨のエラーで失格となった。1本目20位の佐々木明(ガーラ湯沢)は2本目順位を上げ12位までランクアップ。佐々木はスラローム・ランキング14位、WCSLランキング15位で今シーズンを終えた。皆川はスラロ−ム・ランキング21位、WCSLランキング22位である。
 他の日本人選手のWCSLランキングは湯浅直樹(北海道東海大)が53位、岡田利修(天山リゾート)が58位で、ともに来季のワールドカップ出場資格を確保した。

 種目別男子回転の1位は今季優勝1回、2位2回、3位2回のベンジャミン・ライヒ、552ポイント。2位に2位1回3位2回のライナー・シェンフェルダー、408ポイント。3位は優勝2回のマンフレッド・プランガー(AUT)、396ポイントだった。優勝3回、2位1回のジョルジオ・ロッカ(ITA)は4位、1、2、3位各1回ずつのアロイス・フォグル(GER)が5位だった。6位に今日優勝のマリオ・マット。

 男子総合優勝はボーディ・ミラー、1648ポイント。2位はベンジャミン・ライヒ、1454ポイント。3位は1295ポイントでヘルマン・マイヤー。

1位 マリオ・マット(AUT) SL種目総合6位
 「肩の怪我、手術にリハビリなどあまりにも長い時間がかかった。スラロームベストたちの後に続く道にたどり着くのは大変だった。この勝利は自分への自信を取り戻した第1歩でもある。自分はまだ若い、希望を持つことだといつも自分に言い聞かせてきた。これからはいい仲間、ベニィ、ライナー、マンフレッドと一緒に闘うことができる、こんなに嬉しいことはない」。

マンフレッド・プランガー(AUT) スラローム総合3位
 「今日はいつもとは違う失敗をやった。いつもはスタート前に自動点火してバーを切ると冷静な自分に戻る。今日はそんなパターンでなくアウトするまで爆発したままだったんだ。いま、ロッカの失格で自分に3位が回ってきたところでこれから表彰式、初勝利を挙げた今季は悪いシーズンじゃなかった」。

佐々木明(ガーラ湯沢)
 「1本目の惨劇はマテリアル、自分の滑りに合致した板しゃなかったんです。ダメダァ、ダメダァと叫んだのはそれです。勿論2本目は板を変えました。今季はきつかった、自分の流れの中にとけ込めず良い結果を出せなかったと思います。これから帰って野沢、FISレースが4本、勿論GSもでます」。

皆川堅太郎(アルビレックス新潟)
 「2本目は出だしからタイミングが狂っての失敗です、申し訳ない。しかし、来季1本あればやれる(第1シード)と思っています。今シーズン始めは疲れ切っていたんですが、自分なりの目標の一端には届いたとは思います。来季の計画は自分のライン、人とは異なったラインを攻める、そう考えています」。

児玉修ヘッドコーチ
 「二人の上位進出、その結果は嬉しいことです。明も第1シードをキープしましたしね。それでも不安定でシーズン開幕、これはトレーニングと本番へのずれがあり、今季を通して解決し得なかったことで来シーズンへの課題です」。

Men's Final Slalom, Result
Rank Bib Name Nation 1st Run 2nd Run Total Time Diff,
 1  11 MATT Mario  AUT   40.66  42.15  1:22.81 0.00
 2  1 VOGL Alois  GER   40.87  42.67  1:23.54 0.72
 3  3 SCHOENFELDER Rainer  AUT   41.16  42.39  1:23.55 0.74
 4  4 RAICH Benjamin  AUT   41.22  42.37  1:23.59 0.77
 5  12 MOELGG Manfred  ITA   41.33  42.29  1:23.62 0.81
 6  16 MILLER Bode  USA   42.03  41.63  1:23.66 0.85
 7  13 VIDAL Jean-Pierre  FRA   41.46  42.52  1:23.98 1.16
 8  5 MYHRER Andre  SWE   41.24  42.84  1:24.08 1.27
 9  15 PALANDER Kalle  FIN   42.37  41.92  1:24.29 1.48
 10  6 KOSTELIC Ivica  CRO   41.98  42.43  1:24.41 1.60
 11  24 THALER Patrick  ITA   42.20  42.32  1:24.52 1.71
 12  14 SASAKI Akira  JPN   42.68  42.47  1:25.15 2.34
 13  21 JANYK Michael  CAN   42.41  43.12  1:25.53 2.72
 14  23 BERGAMELLI Giancarlo  ITA   42.98  43.20  1:26.18 3.37
 15  2 ROCCA Giorgio  ITA   41.05  52.53  1:33.58 10.77
Men's Slalom Standings
Rank Name Nat. Points
1 RAICH Benjamin  AUT  552
2 SCHOENFELDER Rainer  AUT  408
3 PRANGER Manfred  AUT  396
4 ROCCA Giorgio  ITA  390
5 VOGL Alois  GER  310
6 MATT Mario  AUT  294
7 KOSTELIC Ivica  CRO  263
8 MOELGG Manfred  ITA  256
9 MYHRER Andre  SWE  247
10 PALANDER Kalle  FIN  227
11 LARSSON Markus  SWE  191
12 ZURBRIGGEN Silvan  SUI  170
13 VIDAL Jean-Pierre  FRA  152
14 SASAKI Akira  JPN  144
15 MILLER Bode  USA  140
Rank Name Nat. Points
16 GRANDI Thomas  CAN  134
17 JANYK Michael  CAN  113
18 BROLENIUS Johan  SWE  112
19 THALER Patrick  ITA  104
20 BERGAMELLI Giancarlo  ITA  103
21 BOURGEAT Pierrick  FRA  101
21 MINAGAWA Kentaro  JPN  101
23 ENGL Kurt  AUT  99
24 LIGETY Ted  USA  89
25 KARLSEN Truls Ove  NOR  78
26 ROTHROCK Tom  USA  77
27 DRAGSIC Mitja  SLO  75
28 BIGGS Patrick  CAN  66
29 ALBRECHT Kilian  AUT  64
29 MARINAC Martin  AUT  64

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