The Sites of the World Cup
ワールドカップのピステ
Oppdal (NOR)
オップダル (ノルウェー)

 北極圏とまではいかないがオップダルはかなり北である。北緯62度36分、東経9度42分。極寒の地である。

 ノルウェーの首都・オスロから420km、'94年オリンピックの行なわれたリルハンメルから240km。さらに北、トロントハイムまでは120km、ここから東へ110kmで2007年世界選手権の行なわれるスウェーデンのオーレである。

 1993年のことだが、当地に於ける最後のワールドカップ取材のためにこのルートを車で走り抜けたことがある。ブリザードの吹きすさぶ白い闇の中のドライブだった。オップダルの大回転でオーモットが勝ち、オーレのスラロームでフォグデが勝った。記憶に焼き付いているシーンである。また、'93年の大会の時は、当地出身のエリック・ハーカーがプレスの面倒をよく見てくれた。

 だが何と云ってもオップダルが記憶から消え去ることがないのは、1988年、岡部哲也(ネーヴェ)がここで2位に入賞したことだ。このときトンバには破れたが、これが彼のワールドカップ最高位の記録である。カルガリー(CAN)オリンピックの直後であり、遠いこの極寒の地へは、一部の通信社を除いて誰も取材には訪れなかった。

Aamodt. Oppdal 93 GS/1st Are 93 SL/1st
Kjetil-Andre Aamodt (NOR) 1993 GS/1st Thomas Fogdoe (SWE), Are(SWE) 93 SL/1st
Oppdal Men's Result
. 1 2 3
1984 SG: Zurbriggen 1:24.30 Girardelli -1.20 Franco -1.50
1988 SL: Tomba 1:52.75 Okabe -0.55 Frommelt P. -1.05
1991 SL: Nierlich 1:44,05 Accola -0.18 Girardelli -0.42
1993 GS: Aamodt 2:12.87 Wallner 2:14.00 Nyberg 2:14.32