"AUDI" FIS ALPINE SKI WORLD CUP 2005/06
Beaver Creek (Co,USA), Men 1st Slalom. 04,12,2005
ジョルジオ・ロッカ(ITA)まず1勝、佐々木明・4位、皆川賢太郎・13位
2005年12月4日 ビーバー・クリーク(アメリカ・コロラド州) 男子回転第1戦
Beaver Creek, Men's Slalom Podium, 1st/Giorgio Rocca(ITA), 2nd/Stephane Tissot(FRA), 3rd/Ted Ligety(USA)
1st / Giorgio Rocca (ITA)
2nd / Stephane Tissot (FRA) 3rd / Ted Ligety (USA)

 男子北米シリーズ最終戦、男子スラローム第1戦は12月4日、アメリカ・コロラド州のビーバー・クリークで行なわれ、エキサイティングなレースでミニ世界選手権を締めくくった。1本目のゲート数は71、2本目は66。ワールドカップでは現在最も長いコースだ。気温−14℃。この4日間でもっとも寒い日になった。だが天気は良くない。

 1本目、トップに立ったのはベンジャミン・ライヒ(AUT)、54秒81。0秒18差の2位にジョルジオ・ロッカ(ITA)。0秒32差の3位にマリオ・マット(AUT)が付けた。この1本目、第1シードで7人がコースアウトという過激なレースになった。ボーディ・ミラーは失敗して登り直して再スタート、なんと22秒89遅れでゴール。当然2本目に進めるはずもない。

 2本目、激しい雪降りの中で優勝をさらったのはイタリアのベテラン、ジョルジオ・ロッカ(30歳)。優勝タイムはトータル1分51秒72。1本目トップのベンジャミン・ライヒ(AUT)の自滅で勝ちを拾った。ロッカ通算スラローム7勝目である。ライヒは中間スプリットまではダントツのトップだったが最後にコースアウト。この失敗が尾を引かなければ良いが。

 2位にはフランス期待のテクニシャン、ステファンヌ・ティソ(25歳)が入った。1本目、35番スタートから19位に付け、2本目はただ一人55秒台のベストタイムをマークしてのトータル2位。初めての表彰台である。フランスがスラロームで表彰台に立ったのは2004年1月のシャモニー(FRA)でピエリック・ブルジャが2位になって以来2年ぶりになる。

 3位に地元アメリカ、今季急上昇のテッド・リゲティ(21歳)。ソールデン(AUT)のGSで8位、そして今日初めての表彰台に立った。

4th tie / Akira Sasaki (JPN)
4th tie / Mario Matt (AUT) 4th tie / Kjetil Jansrud (NOR)

 4位は3人が同タイムで並んだ。

 まず佐々木明(ガーラ湯沢)。1本目7位から順位を上げて4位に食い込んだ。ワールドカップ開始前から絶好調を強調していたが、それがビッグマウスでないことを今日は証明した。トップのロッカとは1秒33の差だった。佐々木の4位は2002年のクラニスカ・ゴラ(SLO)以来の成績。WCSLは13位に上がった。

 マリオ・マット(AUT)は1本目の3位から一つ順位を落としての4位。オーストリア勢第1シードただ一人の生き残りだ。ベンジャミン・ライヒ、ライナー・シェンフェルダー、マンフレッド・プランガー、マルティン・マリナックなど、錚々たるスラローム巧者が雪煙の彼方に消えた。
 もう一人の4位はノルウェーの若手、20歳のシェティール・ヤンスルード(20歳)。33番スタートからの上位進出である。昨シーズンのヨーロッパカップで総合優勝、スラロームと大回転で総合1位、ワールドカップでも今後活躍が期待される。アクセル・ルンド・スビンダルと共に上がってきたノルウェーの新しい勢力である。

 1本目6位だったイヴィツァ・コステリッチ(CRO)は順位を一つ落とし7位に入った。

13th / Kentaro Minagawa (JPN) DNQ / Naoki Yuasa (JPN)

 23番でスタートした皆川賢太郎(アルビレックス新潟)は1本目、トップのライヒと1秒56差の8位。2本目は順位を落としたがトータル13位。順調な滑り出しと言えよう。WCSLはランクを上げて20位、第1シード入りも間近い。

 湯浅直樹(北海道東海大)は1本目トップのベンジャミン・ライヒに3秒65差の33位、惜しくも2本目に進めなかった。

 総合ポイントは、今日ボーディ・ミラーとダロン・ラールブスがノー・ポイントだったために、アクセル・ルンド・スビンダルが再び暫定トップに躍り出た。

Rank Bib Name Nat. 1st Run 2nd Run Total Time
 1  2 ROCCA Giorgio  ITA   54.97  56.75  1:51.72
 2  35 TISSOT Stephane  FRA   57.05  55.53  1:52.58
 3  27 LIGETY Ted  USA   56.50  56.10  1:52.60
 4  33 JANSRUD Kjetil  NOR   56.64  56.41  1:53.05
 4  10 SASAKI Akira  JPN   56.21  56.84  1:53.05
 4  1 MATT Mario  AUT   55.13  57.92  1:53.05
 7  14 KOSTELIC Ivica  CRO   56.16  57.12  1:53.28
 8  54 MYHRE Lars  NOR   56.71  56.60  1:53.31
 9  17 SVINDAL Aksel Lund  NOR   56.46  57.26  1:53.72
 10  9 ZURBRIGGEN Silvan  SUI   56.81  56.93  1:53.74
 11  34 NEUREUTHER Felix  GER   57.80  55.98  1:53.78
 12  42 HERBST Reinfried  AUT   56.68  57.12  1:53.80
 13  23 MINAGAWA Kentaro  JPN   56.37  57.60  1:53.97
 14  26 BIGGS Patrick  CAN   57.18  56.86  1:54.04
 15  21 THALER Patrick  ITA   57.19  57.04  1:54.23
 16  28 ROTHROCK Tom  USA   57.79  56.63  1:54.42
 17  37 HANSSON Martin  SWE   57.18  57.55  1:54.73
 18  40 VAJDIC Bernard  SLO   56.55  58.22  1:54.77
 19  24 BOURGEAT Pierrick  FRA   56.57  58.24  1:54.81
 20  63 GORZA Ales  SLO   57.78  57.35  1:55.13
 21  22 BERGAMELLI Giancarlo  ITA   57.82  58.02  1:55.84
 22  41 GINI Marc  SUI   57.90  58.71  1:56.61
 23  66 BURAAS Hans-Petter  NOR   57.67  1:02.48  2:00.15

FIS Official Result