ALPINE SKI WORLD CUP 1992/93
World Cup Winners 1992/93
波乱のシーズンを勝者たちの足下から探る
 
男子総合優勝はマーク・ジラルデリ、5回目。女子はアニタ・バヒターが初の栄冠

マーク・ジラルデリとアニタ・バヒター
 アルペンスキー・ワールドカップ92/93シーズンは実に波乱に満ちたシーズンだった。開幕当初の12月は爆弾トンバの不発、昨シーズンの覇者パウリ・アッコーラの不調と怪我に始まり、ノルウェー勢の活躍。女子ではペトラ・クロンベルガーの突然の引退。1月のクラシックシーズンに入ると、深刻な雪不足がヨーロッパを襲い、キッツビューエル、ウェンゲンが中止になった。クラシックレースが二つとも中止というのは過去に例がない。

 今季は男女合わせて65レースが行なわれ、33人の勝利者が誕生した。男子は16人、女子は17人。男子は昨シーズンと同人数だが女子は4人多い。
 複数の種目に優勝したのは、男子では総合V5を達成したジラルデリ(GS、SG、K)、シェティール・アンドレ・オーモット(GS、SG)、アルミン・アシンガー(SG、DH)の3人。女子では総合初優勝のバヒター(GS、K)、カチャ・ザイチンガー(DH、SG、GS)、ウルリケ・マイヤー(SG、GS)の4人。さらに全5種目に出場しポイントを上げたのは、ジラルデリ、オーモット、ギュンター・マーダー、マルクス・バスマイヤーの4人。女子ではバヒター、ザイチンガー、マイヤー、ミリアム・フォクト、マルティナ・エルトル、モレナ・ガリツィオ、ビビアナ・ペレッツ、サビーネ・ギンターの8人。
 ワールドカップで最も価値のあるのはもちろん総合優勝だ。したがって今のルールではオールラウンダーに有利にシステムが取られている。近年全ての種目に出場してくる選手が増えているのはこのためで、この傾向はとくに女子に顕著だ。オールラウンダーでなければ総合Vを勝ち取ることは難しい。

 しかし一方でフランツ・ハインツァーやアルベルト・トンバ、フレニ・シュナイダーのように、スピード系、テクニカル系のどちらかで出場するいわゆるスペシャリストの存在も依然として多い。
 しかし今日では彼らは最初から総合優勝は投げていると言わざるを得ない。今後ワールドカップがシステムの面や賞金額などの面で改革が進んで行くと、オールラウンダー化の傾向は、ますます進むと筆者は見ているのだが、その時期は来年のリルハンメル・オリンピックが終わった次のシーズン、つまり'95/96シーズンあたりからであろう。
●男子滑降
トラブルが続出のダウンヒル戦線 優勝はまたもハインツァーの手に

男子滑降総合優勝のフランツ・ハインツァー(SUI)
 毎年のことながら滑降レースはスケジュールが定まらない。天候やコース整備などに大きく作用される部分が多いという宿命を持っているからだ。今季中止になったレースとその代替え地を列挙すると
<男子>
第1戦、バルディゼール→ガルミッシュ・パルテンキルヘン
第5戦、キッツビューエル→サン・アントン
第6戦、ウェンゲン→ベイソンナ
第8戦、アスペン→クビットフィエル
最終戦、オーレ→中止
<女子>
第4戦、ガルミッシュ・パルテンキルヘン→コルチナ・ダンペッツォ
第6戦、ハウス・イン・エンスタール→ベイソンナ
最終戦、オーレ→中止
 このうち悪天候による中止はバルディゼール、ハウス、オーレ。雪不足によるものはキッツビューエル、ウェンゲン、女子のガルミッシュ。コース整備不良によるものはアスペン。このほかガルミッシュで予定されていた1月8、9日のレースは10、11日に、シエラ・ネバダで3月13日に予定されていたレースは15日に繰り延べ実施された。
 こう見てくるとダウンヒルというレースは如何にリスクを背負った種目であるかが分かる。当然選手の方にもプレッシャーがかかる。バルディゼールとアスペンはトレーニングを予定通り消化したあとで本戦が中止になった。しかも第1シードの選手が滑り終えたあとでの中止(バルディゼール22人、天候悪化、アスペン16人、コース劣化)だったから良い滑りをした選手にとってはたまったものじゃない。ちなみに両レースとも、中止になった時点でベストタイムをマークしていたのはアメリカのA・J・キットだった。また中止にはならなかったが女子第6戦のハーフィエルでは、コースがあまりにもイージーだとの理由で、第1シード選手12人による抗議のトレーニングをボイコットする事態まで起こっている。これらは地元開催地側と監督するFIS側、そして実際にレースに出場するチーム側の三者の思惑が入り乱れて、いらぬトラブルに発展することもしばしばだ。最終戦のオーレでは、主催者側が記者会見の席上で、中止を決定したFISから派遣されたディレクターのカール・フレスナー氏を名指しで非難する事態にまで至っている。今後尾を引きそうな問題である。

ハインツァー、ベイソンナの勝利
 今季10戦あったダウンヒルで3勝を上げたフランツ・ハインツァーが、3年連続でこの種目のタイトルを獲得した。ガルミッシュ、サン・アントン、ベイソンナと非常に難しいテクニカルなコースを制したハインツァーは、まさに滑降の王者と呼ぶにふさわしい。来年のオリンピックのコースであるクビットフィエルは全体に急斜面が多く、ジャンプと高速ターンが連続する、新設のコースとしては珍しくトリッキーなコースで、ハインツァー向きのコースだったが、ここで2戦とも奮わなかったのは風邪で体調を崩していたためである。
 ハインツァーはこの7月、長年のガールフレンド、ハイディ嬢(ハイディ・ツルブリッゲンにあらず)と結婚する。現在31歳のハインツァーだが、来季限りで引退を表明している。リルハンメル・オリンピックが最後の花道になるか。
 シエラ・ネバダとクビットフィエルで勝ったアルミン・アシンガーは29歳のベテラン。これまでは'88年バル・ガルデナの2位が最高の成績だった。それが今季はスーパーGを含む3勝を上げた。'89年、ウェンゲンの滑降で両膝の靱帯断裂という大怪我を負い、一時は引退を考えたものの一念発起、必死で這い上がってきて得た勝利である。12月22日、バド・クラインキルヒハイムのスーパーGで33番スタートから優勝したが、これはその2日前にスキーの事故で死んだ同郷の親友、ペーター・ビルンスベルガーUへの何物にも変えがたいプレゼントになった。

 バル・ガルデナの2戦目で勝ったレオンハルト・ストックはこれがワールドカップ参戦16年間での3勝目。1980年、レーク・プラシッド五輪の滑降で、補欠で出場して金メダルを獲得したが、ワールドカップの初優勝はそれから9年後の'89年ラークスまで待たなければならなかった。この年の12月、バルディゼールで2勝目を上げ、そしてこのバル・ガルデナが最後の勝利になった。35歳、ワールドカップ最年長のダウンヒル・スペシャリストは今季限りで引退した。

 クビットフィエルの1戦目で、25番スタートから優勝したアドリアン・デュビラールはフランス待望のダウンヒルスペシャリスト。17歳のときフランス選手権の滑降に優勝して一躍脚光を浴びたアドリアンももう24歳になった。過去の成績は昨年のキッツビューエルでの8位が最高。フランスチームは昨年夏からスイス人のテオ・ナディックを滑降チームのヘッドに迎え「トップガン・プロジェクト」と名付けた少数精鋭のトレーニング計画をスタートさせた。それが1年目にして早くも実を結んだというわけである。同姓同名のアドリアン・デュビラールは彼の父親。その父が開発したロシニョールのスキーで初優勝を飾った。
●男子スーパーG
序盤の不振から一変した後半戦の快進撃でオーモットが逆転のV

スーパーGと大回転の2種目で種目別の総合優勝
を果たしたシェティール・アンドレ・オーモット
 全7戦の内3戦を制し、この種目で初のチャンピオンに輝いたのはノルウェーのシェティール・アンドレ・オーモット。昨年のアルベールビル五輪のスーパーGで金メダルを獲得し、スーパーGを最も得意としていたはずのオーモットだったが、前半は何故か奮わなかった。本人は「回転、大回転を重点的にトレーニングしたせいだ」と言っているが、その言葉通り盛岡・雫石世界選手権ではその両主目で金メダルを獲得した。その勢いで後半戦のアスペン、クビットフィエル、オーレと3連勝を飾った。オーモットは最終シリーズを破竹の勢いで勝ち進みジラルデリを追いつめたが、結果は総合2位。種目別でスーパーGと大回転のチャンピオンになった。

 オーモットの父親、フィン・オーモットは現在ノルウェー、ジュニアチームのコーチの職にあるが、昨シーズンまではAチームのコーチとして名を連ねていた。マーク・ジラルデリにおけるヘルムート・ジラルデリのように、父親というのは自分の息子に自分の意見を押しつけたがる。ノルウェーチームはリルハンメル五輪を目指して高速系にディエター・バーチ、技術系にアレス・ガートナーという二人の名コーチを助っ人に雇い強化を行なっている。しかしフィンが何かにつけてクチバシを入れるのも事実らしい。これがオーモットに影響を与えなければ幸いである。
●男子大回転
ジラルデリとの一騎打ちを制したオーモットが2種目のタイトルを獲得

オーモット、オーレ大回転

ジラルデリ、オプダル大回転
 大回転全6戦の内シェティール・アンドレ・オーモットが3勝、マーク・ジラルデリが2勝、あとの一つはスイスのミハエル・フォン・グリュニゲンが勝った、オーモットとジラルデリの一騎打ちといった感の強いシーズンだった。
 開幕初戦、11月28日のセストリエールではオーモットがこの種目初優勝を飾ると、続く第2戦のアルタ・バディアと第3戦のクラニスカ・ゴラではジラルデリが2連勝を飾る。第4戦のベイソンナ(アーデルボーデンの代替え戦)では地元のフォン・グリュニゲンが初優勝を上げた。盛岡・雫石世界選手権後の第5戦オップダルと第6戦のオーレではオーモットが2連勝を飾り種目別大回転の初優勝を飾った。ジラルデリは最終戦オーレの大回転3位でワールドカップ総合V5を達成した。

 王者アルベルト・トンバは今季大回転2位3回、3位1回、5位1回、7位1回とすべてのレースで上位入賞を果たしたが勝つことは出来なかった。イタリアのマスコミは容赦もなくトンバをこき下ろしている。中には「頭脳回路の問題だ」といいきる記者まで現われたりしてトンバはまさに四面楚歌。本来ならトンバの元に行くはずだったイタリアの「スポーツ功労賞」の勲章までがジラルデリの元に行ってしまった(外国人の元に行くのは異例のことである)。トンバのプライベートコーチであるグスタボ・トエニは「テクニックに迷いがある。勝てないことによる焦りが悪い方へ作用してしまったのだ。しかし問題はない」と言っている。「世界選手権の年はあまり良くない」というジンクスを打ち破ることの出来なかったトンバだが、オリンピックの年は過去必ず良い成績を残している。「トンバ・ラ・ボンバ(爆弾トンバ)」の復活を切に祈る。

 ところでジラルデリは今年1月19日に父親になった。相手は幼なじみでジラルデリの故郷、ルステナウに住むインゲ嬢。子供の名前はアレキサンダーと付けた。まだ結婚はしていない。結婚式の日取りや、果たして結婚するのかどうかすらまだ明らかではない。
●男子回転
抜きん出た力を発揮したフォグデ、トンバは初戦の失敗が最後まで響く


トーマス・フォグデ
 種目別回転で初のチャンピオンになったスウェーデンのトーマス・フォグデの力が抜きん出ていた。元来が明るい性格でいつもにこにこ、インスペクション中でも気軽に挨拶を送ってくるという得がたい性格の持ち主である。2勝目を上げたクラニスカ・ゴラでは、インスペクションの最中に筆者を見つけると、片足を上げてエッジを指さし「ひぇーっ、堅いな」と言いながら首を振っていた。彼が堅いと思っているのだから、私がこのコースはとてつもなく堅いと思っているのは正しかったんだ、と変なところで安心したのを思い出す。彼に比べるとトンバの人を食ったようなスタンドプレーやパフォーマンスは何か白々しく感じられるから困ったものだ。

 それはさておき、フォグデは全8戦あったスラロームで1回おきに勝利を重ね、全部で4勝を上げた。そのフォグデに絡んでいったのがファブリチオ・テスカーリ、パトリス・ビアンキ、アルベルト・トンバ、トーマス・スタンガジンガーだが、本来ならトンバがフォグデの立場にいるはずだった。

 トンバの躓きは初戦のセストリエールでの失敗に始まる。1本目ベストタイムをマークしたトンバは、インスペクションでも余裕綽々、いらぬパフォーマンスを見せて観客やプレスにサービスしていたが、何故か落ち着きがなかった。案の定中間の急斜面でゲートを外し、登り直して滑り出したが一度失ったリズムを取り戻すことは難しい。再度コースアウトし珍しく転倒してしまった。このレースを制したのはゼッケン26番、これが初優勝のテスカーリだった。トンバのこの出だしでのつまずきがトンバを最後まで苦しめた。ガルミッシュで待望の1勝を上げてがその後が続かなかった。最終戦のオーレでも1本目3位に付け、逆転優勝への期待が高まったが2本目、後半の緩斜面であっけなくコースアウト。ついに今季は無冠に終わってしまった。「自分は確かに今季は勝てなかった。しかしそれに匹敵する成績は残していたと思う。調子も悪くはなかったし、たまたま優勝に結びつかなかっただけだ。自分の力への信頼はなくしていない」と語った。今季優勝1回、2位3回、7位1回、コースアウト2回。並の選手なら上々の成績といえるものも、トンバだから非難されるのだ。

Men's World Cup 1992/93 Overall Standings Women's World Cuo 1992/93 Overall Standings
Rank Name Nat. Points
1 GIRARDELLI Marc LUX 1379
2 AAMODT Kjetil Andre NOR 1347
3 HEINZER Franz SUI 828
4 MADER Guenther AUT 826
5 TOMBA Alberto ITA 817
6 SKAARDAL Atle NOR 596
7 ORTLIEB Patrick AUT 560
8 MAHRER Daniel SUI 556
9 FOGDOE Thomas SWE 545
10 ASSINGER Armin AUT 533
Rank Name Nat. Points
1 WACHTER Anita AUT 1286
2 SEIZINGER Katja GER 1266
3 MERLE Carole FRA 1086
4 VOGT Miriam GER 701
5 MAIER Ulrike AUT 696
6 SCHNEIDER Vreni SUI 626
7 ERTL Martina GER 605
8 ZELLER-BAEHLER Heidi SUI 599
9 LEE-GARTNER Kerrin CAN 565
10 HAEUSL Regina GER 553

DOWNHILL
1 Heinzer F. SUI 527
2 Skaardal A. NOR 427
3 Besse W. SUI 366
4 Assinger A. AUT 360
5 Mahrer D. SUI 343
6 Girardelli M. LUX 331
7 Ortlieb P. AUT 272
8 Trinkl H. AUT 264
9 Perathoner W. ITA 256
10 Rzehak P. AUT 255
Val Gardena(ITA) 1
1 Besse W. SUI 1'59.49
2 Thorsen J.E. NOR 2'00.06
3 Ortlieb P. AUT 2'00.10
4 Lehmann U. SUI 2'00.23
Stock L. AUT 2'00.23
6 Heinzer F. SUI 2'00.41
7 Skaardal A. NOR 2'00.48
8 Hoeflehnaer H. AUT 2'00.60
9 Girardelli M. LUX 2'00.74
10 Trinkl H. AUT 2'00.77
Val Gardena(ITA) 2
1 Stock L. AUT 2'01.90
2 Besse W. SUI 2'02.24
3 Kitt A.J. USA 2'02.26
4 Girardelli M. LUX 2'02.30
5 Lichtengger M. AUT 2'02.47
6 Skaardal A. NOR 2'02.56
7 Lehmann U. SUI 2'02.77
8 Hoeflehnaer H. AUT 2'02.78
9 Mahrer D. SUI 2'02.82
10 Ortlieb P. AUT 2'02.85
Garmisch(GER) 1
1 Heinzer F. SUI 1'55.09
2 Vitalini P. ITA 1'55.11
3 Mader G. AUT 1'55.26
4 Trinkl H. AUT 1'55.32
5 Girardelli M. LUX 1'55.37
6 Wasmeier M. GER 1'55.48
7 Tauscher H. GER 1'55.57
8 Rey D. FRA 1'55.62
9 Duvillard A. FRA 1'55.66
10 Besse W. SUI 1'55.84
Garmisch(GER) 2
1 Mahrer D. SUI 1'53.26
2 Rzehak P. AUT 1'53.57
3 Heinzer F. SUI 1'53.75
4 Rey D. FRA 1'53.85
5 Girardelli M. LUX 1'53.98
6 Wasmeier M. GER 1'54.14
7 Runggaldier P. ITA 1'54.20
8 Assinger A. AUT 1'54.23
9 Skaardal A. NOR 1'54.30
10 Mader G. AUT 1'54.46
St.Anton(AUT)
1 Heinzer F. SUI 2'03.48
2 Runggaldier P. ITA 2'03.60
3 Mader G. AUT 2'03.69
4 Skaardal A. NOR 2'03.70
5 Ortlieb P. AUT 2'03.79
6 Girardelli M. LUX 2'03.89
7 Mahrer D. SUI 2'04.03
8 Duvillard A. FRA 2'04.13
9 Arnesen L. NOR 2'04.41
10 Perathoner W. ITA 2'04.44
Veysonnaz(SUI)
1 Heinzer F. SUI 1'59.53
2 Ortlieb P. AUT 1'59.54
3 Besse W. SUI 1'59.60
4 Skaardal A. NOR 1'59.94
5 Kernen B. II SUI 2'00.05
6 Ple C. FRA 2'00.09
7 Trinkl H. AUT 2'00.25
8 Rzehak P. AUT 2'00.29
9 Vitalini P. ITA 2'00.38
10 Mahrer D. SUI 2'00.39
Whistler(CAN)
1 Skaardal A. NOR 2'10.97
2 Moe T. USA 2'11.96
3 Heinzer F. SUI 2'12.09
4 Mullen C. CAN 2'12.18
5 Ple C. FRA 2'12.19
6 Rzehak P. AUT 2'12.32
7 Girardelli M. LUX 2'12.39
8 Ortlieb P. AUT 2'12.43
9 Assinger A. AUT 2'12.60
10 Boyd R. CAN 2'12.79
Sierra Nevada(SPA)
1 Assinger A. AUT 1'55.64
2 Mahrer D. SUI 1'55.65
3 Trinkl H. AUT 1'55.71
4 Gigandet X. SUI 1'55.84
5 Kitt A.J. USA 1'56.06
6 Ple C. FRA 1'56.20
7 Mullen C. CAN 1'56.28
8 Vitalini P. ITA 1'56.37
9 Lehmann U. SUI 1'56.41
10 Duvillard A. FRA 1'56.42
Kvitfjell(NOR) 1
1 Duvillard A. FRA 1'42.32
2 Perathoner W. ITA 1'42.68
3 Skaardal A. NOR 1'42.72
4 Rzehak P. AUT 1'42.74
5 Kernen B. II SUI 1'42.96
6 Assinger A. AUT 1'43.16
7 Ple C. FRA 1'43.25
8 Socher R. CAN 1'43.26
9 Hoeflehnaer H. AUT 1'43.36
10 Cattaneo L. ITA 1'43.38
Kvitfjell(NOR) 2
1 Assinger A. AUT 1'43.13
2 Perathoner W. ITA 1'43.21
3 Trinkl H. AUT 1'43.26
4 Besse W. SUI 1'43.54
5 Aamodt K.A. NOR 1'43.74
Polig J. ITA 1'43.74
Girardelli M. LUX 1'43.74
8 Wasmeier M. GER 1'43.75
9 Skaardal A. NOR 1'43.90
10 Heinzer F. SUI 1'43.93
SUPER-G
1 Aamodt K.A. NOR 420
2 Mader G. AUT 307
3 Heinzer F. SUI 301
4 Thorsen J.E. NOR 294
5 Girardelli M. LUX 216
6 Mahrer D. SUI 213
7 Ortlieb P. AUT 198
8 Colturi L. ITA 181
9 Hangl M. SUI 176
10 Assinger A. AUT 173
Val d'Isere(FRA)
1 Thorsen J.E. NOR 1'16.03
2 Heinzer F. SUI 1'16.40
3 Colturi L. ITA 1'16.41
4 Skaardal A. NOR 1'16.44
5 Ortlieb P. AUT 1'16.47
6 Polig J. ITA 1'16.76
7 Senigagliesi A. ITA 1'16.89
8 Marksten D. NOR 1'16.90
9 Mader G. AUT 1'16.94
10 Gentina T. FRA 1'17.00
Tauscher H. GER 1'17.00
Kreinkirchheim(AUT)
1 Assinger A. AUT 1'45.60
2 Stock L. AUT 1'45.81
3 Aamodt K.A. NOR 1'46.22
4 Thorsen J.E. NOR 1'46.23
5 Hangl M. SUI 1'46.33
6 Senigagliesi A. ITA 1'46.57
7 Jaerbyn P. SWE 1'46.74
8 Wasmeier M. GER 1'46.80
9 Ple C. FRA 1'46.82
10 Alphan L. FRA 1'46.86
St.Anton(AUT)
1 Girardelli M. LUX 1'28.53
2 Thorsen J.E. NOR 1'28.82
3 Mader G. AUT 1'29.07
4 Skaardal A. NOR 1'29.36
5 Hangl M. SUi 1'29.52
6 Colturi L. ITA 1'29.65
7 Duvillard A. FRA 1'29.76
8 Alphan L. FRA 1'29.79
9 Salzgeber R. AUT 1'29.82
10 Eberharter S. AUT 1'29.95
Whistler(CAN)
1 Mader G. AUT 1'20.66
2 Heinzer F. SUI 1'20.70
3 Ortlieb P. AUT 1'21.20
4 Wasmeier M. GER 1'21.44
5 Skaardal A. NOR 1'21.45
6 Girardelli M. LUX 1'21.59
7 Aamodt K.A. NOR 1'21.62
8 Senigagliesi A. ITA 1'21.65
9 Mahrer D. SUI 1'21.67
10 Thorsen J.E. NOR 1'21.70
Aspen(USA)
1 Aamodt K.A. NOR 1'17.48
2 Eberharter S. AUT 1'18.01
3 Mahrer D. SUI 1'18.15
4 Knauss H. AUT 1'18.16
5 Furuseth O.C. NOR 1'18.30
6 Girardelli M. LUX 1'18.31
7 Heinzer F. SUI 1'18.33
8 Wasmeier M. GER 1'18.49
9 Hellman T. SWE 1'18.50
Strand Nilsen H. NOR 1'18.50
Kvitfjell(NOR)
1 Aamodt K.A. NOR 1'31.59
2 Mahrer D. SUI 1'31.79
3 Thoeni D. AUT 1'32.00
4 Jaerbyn P. SWE 1'32.30
5 Colturi L. ITA 1'32.31
6 Mullen C. CAN 1'32.34
7 Moe T. USA 1'32.42
8 Ortlieb P. AUT 1'32.45
Mader G. AUT 1'32.45
10 Duvillard A. FRA 1'32.74
Aare(SWE)
1 Aamodt K.A. NOR 1'07.43
2 Mader G. AUT 1'07.49
3 Heinzer F. SUI 1'07.51
4 Hangl M. SUI 1'07.59
5 Ortlieb P. AUT 1'07.60
Accola P. SUI 1'07.60
7 Eberharter S. AUT 1'07.65
8 Colturi L. ITA 1'07.85
9 Locher S. SUI 1'07.92
10 Assinger A. AUT 1'07.93
GIANT SLALOM
1 Aamodt K.A. NOR 410
2 Tomba A. ITA 381
3 Girardelli M. LUX 372
4 Kjus L. NOR 254
5 Nyberg F. SWE 250
6 Von Gruenigen M. SUI 236
7 Wallner J. SWE 208
8 Accola P. SUI 168
9 Feutrier A. FRA 148
10 Pieren H. SUI 143
Sestriere(ITA)
1 Aamodt K.A. NOR 1'48.34
2 Tomba A. ITA 1'48.81
3 Wallner J. SWE 1'49.23
4 Barnerssoi T. GER 1'49.94
5 Kroell R. AUT 1'49.97
6 Kjus L. NOR 1'50.22
7 Accola P. SUI 1'50.24
8 Locher S. SUI 1'50.26
9 Marksten D. NOR 1'50.27
10 Belfrond M. ITA 1'50.36
Alta Badia(ITA)
1 Girardelli M. LUX 2'46.25
2 Feutrier A. FRA 2'46.75
3 Tomba A. ITA 2'46.81
4 Accola P. SUI 2'46.88
5 Von Gruenigen M. SUI 2'46.99
6 Nyberg F. SWE 2'47.58
7 Locher S. SUI 2'47.82
8 Pieren H. SUI 2'47.87
9 Salzgeber R. AUT 2'48.00
10 Wallner J. SWE 2'48.10
Kranjska Gora(SLO)
1 Girardelli M. LUX 1'57.48
2 Kjus L. NOR 1'57.64
3 Nyberg F. SWE 1'58.04
4 Aamodt K.A. NOR 1'58.13
5 Bergamelli S. ITA 1'58.21
6 Piccard F. FRA 1'58.27
7 Tomba A. ITA 1'58.35
8 Kunc M. SLO 1'58.41
9 Spampatti R. ITA 1'58.86
10 Senigagliesi A. ITA 1'58.94
Von Gruenigen M. SUI 1'58.94
Veysonnaz(SUI)
1 Von Gruenigen M. SUI 2'29.51
2 Tomba A. ITA 2'29.58
3 Kjus L. NOR 2'29.71
4 Girardelli M. LUX 2'30.28
5 Pieren H. SUI 2'30.31
6 Aamodt K.A. NOR 2'30.63
7 Bergamelli S. ITA 2'30.84
8 Salzgeber R. AUT 2'31.03
9 Nobis J. USA 2'31.04
10 Piccard F. FRA 2'31.25
Oppdal(NOR)
1 Aamodt K.A. NOR 2'12.87
2 Wallner J. SWE 2'14.00
3 Nyberg F. SWE 2'14.32
4 Girardelli M. LUX 2'14.33
5 Tomba A. ITA 2'14.45
6 Accola P. SUI 2'14.62
7 Furuseth O.C. NOR 2'14.67
8 Feutrier A. FRA 2'14.75
9 Piccard F. FRA 2'14.80
10 Knauss H. AUT 2'14.82
Aare(SWE)
1 Aamodt K.A. NOR 2'28.65
2 Tomba A. ITA 2'29.39
3 Girardelli M. LUX 2'30.10
4 Nyberg F. SWE 2'30.36
5 Kjus L. NOR 2'31.12
6 Piccard F. FRA 2'31.15
7 Feutrier A. FRA 2'31.61
8 Von Gruenigen M. SUI 2'31.90
9 Accola P. SUI 2'32.00
10 Locher S. SUI 2'32.22

COMBINED
Garmisch(GER)
1 Girardelli M. . LUX
2 Aamodt K.A. . NOR
3 Mader G. . AUT
4 Kjus L. . NOR
5 Strolz H. . AUT
6 Thoeni D. . AUT
7 Locher S. . SUI
8 Duvillard A. . FRA
9 Eberharter S. . AUT
10 Salzgeber R. . AUT
Lech(AUT)
1 Girardelli M. . LUX
2 Mader G. . AUT
3 Strolz H. . AUT
4 Duvillard A. . FRA
5 Locher S. . SUI
6 Ortlieb P. . AUT
7 Arnese L. . NOR
8 Besse W. . SUI
9 Ghedina K. . ITA
10 Wasmeier M. . GER
Veysonnaz(SUI)
1 Girardelli M. . LUX
2 Aamodt K.A. . NOR
3 Mader G. . AUT
4 Locher S. . SUI
5 Kernen B.II . SUI
6 Eberharter S. . AUT
7 Salzgeber R. . AUT
8 Ortlieb P. . AUT
9 Wasmeier M. . GER
10 Kitt A.J. . USA
SLALOM
1 Fogdoe T. SWE 545
2 Tomba A. ITA 436
3 Stangassinger T. AUT 362
4 Gstrein B. AUT 276
5 Aamodt K.A. NOR 276
6 Kosir J. SLO 251
7 Sykora T. AUT 238
8 Roth P. GER 202
9 Staub P. SUI 196
10 Bittner A. GER 185
Sestriere(ITA)
1 Tescari F. ITA 1'58.48
2 Tritscher M. AUT 1'58.86
3 Bittner A. GER 1'59.24
Strolz H. AUT 1'59.24
5 Girardelli M. LUX 1'59.34
6 Bianchi P. FRA 1'59.64
7 De Crignis F. ITA 1'59.75
8 Pramotton R. ITA 1'59.90
9 Sykora T. AUT 1'59.91
10 Von Gruenigen M. SUI 1'59.96
Val d'Isere(FRA)
1 Fogdoe T. SWE 1'34.76
2 Sykora T. AUT 1'35.09
3 Strolz H. AUT 1'35.13
4 Bittner A. GER 1'35.19
5 Kuenzi O. SUI 1'35.40
6 Voglreiter S. AUT 1'35.58
7 Tomba A. ITA 1'35.70
8 Thoeni D. AUT 1'35.81
9 Gerosa C. ITA 1'36.06
10 Gstrein B. AUT 1'36.17
Madonna di C.(ITA)
1 Bianchi P. FRA 1'35.12
2 Tomba A. ITA 1'35.23
3 Sykora T. AUT 1'35.40
4 Staub P. SUI 1'35.49
5 Kuenzi O. SUI 1'35.61
6 Fogdoe T. SWE 1'35.74
7 Kjus L. NOR 1'35.76
8 Gstrein B. AUT 1'35.93
9 Kosir J. SLO 1'36.15
10 Furuseth O.C. NOR 1'36.18
Kranjska Gora(SLO)
1 Fogdoe T. SWE 1'43.20
2 Tomba A. ITA 1'43.48
3 Roth P. GER 1'43.91
4 Ericson M. SWE 1'44.09
5 Staub P. SUI 1'44.13
6 Tritscher M. AUT 1'44.53
7 Wallner J. SWE 1'44.77
8 Kosir J. SLO 1'44.91
9 Marksten D. NOR 1'44.94
10 Gerosa C. ITA 1'44.98
Garmisch(GER)
1 Tomba A. ITA 1'38.65
2 Aamodt K.A. NOR 1'39.19
3 Stangassinger T. AUT 1'39.19
4 Roth P. GER 1'39.26
5 Fogdoe T. SWE 1'39.58
6 Gstrein B. AUT 1'39.66
7 Girardelli M. LUX 1'39.74
8 Kosir J. SLO 1'39.89
9 Sykora T. AUT 1'39.91
10 Jagge F.C. NOR 1'40.01
Lech(AUT)
1 Fogdoe T. SWE 1'44.36
2 Kosir J. SLO 1'44.53
3 Tomba A. ITA 1'44.60
4 Stangassinger T. AUT 1'44.79
Gstrein B. AUT 1'44.79
6 Roth P. GER 1'44.88
7 Aamodt K.A. NOR 1'45.09
8 Strolz H. AUT 1'45.15
9 Bauer B. GER 1'45.45
10 Ericson M. SWE 1'45.50
Veysonnaz(SUI)
1 Stangassinger T. AUT 1'30.42
2 Tomba A. ITA 1'30.99
3 Fogdoe T. SWE 1'31.64
4 Kosir J. SLO 1'31.82
5 Aamodt K.A. NOR 1'32.19
6 Gstrein B. AUT 1'32.64
7 Roth P. GER 1'32.91
8 Mader G. AUT 1'32.97
9 Tritscher M. AUT 1'33.11
10 Girardelli M. LUX 1'33.13
Aare(SWE)
1 Fogdoe T. SWE 1'49.69
2 Aamodt K.A. NOR 1'50.35
3 Stangassinger T. AUT 1'50.67
4 Gstrein B. AUT 1'50.77
5 Accola P. SUI 1'50.88
6 Sykora T. AUT 1'51.18
7 Bittner A. GER 1'51.54
8 Kjus L. NOR 1'51.90
9 Staub P. SUI 1'51.93
10 Mader G. AUT 1'52.04

つづく