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速報レポート 予選2日目

予選は武田竜が独走!
目立ったベテラン勢の追い上げ

予選2日目は2種目。当初、兎平でのフリー(マテリアル規制)と、黒菱での小回り(不整地)が予定されていたが、前日の大回り中止を受けて、フリーを大回り(スペース規制)に種目変更。また、小回り(不整地)は、黒菱がコンディション不良のため、パノラマゲレンデにコースを変更して行なわれた。

この日の成績次第で、明日の決勝に残れるメンバーが決まる。緊張感の中、目立ったのはベテラン勢の追い上げだ。

大回りは、目安として指定されたターンサイズ(幅14~15m、落差25~26m)に合わせ、コート内に規制マーカーをおいて実施。男子は、ベテラン勢の井山敬介(北海道)、佐藤栄一(新潟県)が277ポイントで同点3位、そして高瀬慎一(富山県)が278ポイントで2位に。武田竜(北海道)はそれを2ポイント上回る280ポイントを叩き出してトップに立った。一方の女子は栗山未来(新潟県)と全大会2位の青木美和(新潟県)、2人のベテランが278ポイントで同点首位。そこへ277ポイントで川端佑沙(東京都)と若手の堀田由佳子(岡山県)が食らいつく。

不整地小回りはコース変更で中斜面設定となり、その分ミスなく攻めきれるかどうかが焦点に。男子は、丸山貴雄(新潟県)が277ポイントでトップ、そこに武田竜、青木哲也(新潟県)、山野井全(北海道)が続く。女子は、全大会でコブのラップを取った川端佑沙(東京都)が274ポイントで2位。それを2ポイント上回る276ポイントで、渋谷潤子(石川県)が堂々のトップに立った。

ここまでの予選3種目で、武田竜が2位以下を10ポイント突き放して独走。女子は栗山未来がトップに立ち、北海道の若手、神谷来美、そして川端佑沙が追う展開に。

選手総勢約400名から、男女120名に絞られて行なわれる明日からの決勝に注目だ。

予選総合男子1位 大回り種目別1位 武田 竜
予選総合男子4位 大回り種目別3位 井山敬介
予選総合男子6位 大回り種目別3位 佐藤栄一
予選総合男子40位 大回り種目別2位 高瀬慎一
予選総合女子1位 大回り種目別1位 栗山未来
予選総合女子3位 大回り種目別5位 川端佑沙
予選総合女子7位 大回り種目別1位 青木美和