Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo Logo

パフォーマンスアップにつながるウォームアップ

レッスン

検定や大会、大事な一本のためにどんな準備をしていますか?

「取り組んできた滑りを本番で出したい!」と意気込みながらも、「本番で思うように動くことができた実感がないんだよな……」と悩んでいる人も少なくないのでは? 実はそれ、緊張だけではなく身体の準備も足りていないからかもしれません。ここでは、パフォーマンスアップにつながるウォームアップを紹介。本番前の限られた時間を使って、大事な一本できちんと身体が動くための準備をしましょう!

可動域・バランスアップ

ドロップスクワット

手を挙げバンザイした状態から、左の写真の体勢まで一気に下がります。初めは大きく伸びた状態から、しっかりと股関節を動かして下がること。そして少しずつ下がるスピードを上げていきます。上がる時はゆっくりと、下がる時は速く、を意識してください。大きく動かすのを5回、速く動かすのを5回、計10回程度行ないましょう。

ローテーショナルスプリットスクワット

前後にスタンスをとり、ストックを両手で頭の上に掲げた姿勢をとります。そこから、ストックを前脚の外側に振り下ろすようにして、前脚の股関節を引いていきます。この時、前脚でバランスをとるようにしましょう。これも片足ずつ、大きく動かすのを5回、速く動かすのを5回、計10回程度行ないましょう。

心拍・体温アップ

マウンテンクライマー

腕立て伏せの姿勢から、片足ずつ膝を胸の前に引き込むように、交互に脚を動かします。この時、腰が反らないように注意してください。この動きが難しい、という方は膝の引き込む量を少なくしてみましょう。体幹部にしっかり刺激が入ります。体力に自信のない方は5秒程、自信のある方は7〜10秒を目安に、できる限り速く行なってみましょう。

ラテラルジャンプ

両脚ですばやく左右にジャンプします。下半身をしっかり使って地面を押すこと、ジャンプするためのタメを素早く作ることで、ターンに近い動きをすることが目的です。また、上半身と下半身の動きをしっかり合わせながら行なうこともポイントです。これも5〜10秒の中で、自身の体力に応じた秒数をしっかりこなしましょう。

ラテラルシャッフル

ストックを2本置き、それをまたぐようにしてステップしていきます。左右へしっかり重心移動することと、素早い脚の動きを取り入れることで、滑走中の反応を高めることが目的です。コブや小回りといった素早い動きが求められる種目の前に行なうとよいでしょう。これも5〜10秒の中で、体力に応じて取り組んでみましょう。

解説=片岡嵩弥(右)、須川尚樹(左)

かたおかたかや●1996年12月24日生まれ、北海道小樽市出身。幼少よりスキーに親しみ、高校生までジュニア技術選に出場。大学進学を機に、技術選と並行してアルペン競技にも取り組む。卒業後は、プロスキーヤーとして朝里川温泉スキー場をベースに活動。ベストリザルトは第59回大会の総合10位。朝里スキースクール所属。SAJナショナルデモンストレーター2期

すがわなおき●1990年5月22日生まれ、北海道札幌市出身。3歳からスキーを履き、中学生までジュニア技術選に熱中。高校からアルペンスキー競技を始め、大学進学後も競技スキーを続けながら、大学2年時からは技術選に参戦。卒業後は北海道を拠点にプロスキーヤーとして活動。第59回大会ではベストリザルトの8位入賞を記録。SAJナショナルデモンストレーター3期

NEWS

もっと見る

月刊スキーグラフィック最新号

スキーグラフィック3月号、すぐに試したい6大技術特集!巻頭は、若手理論派スキーヤー山田椋喬の「深いターンをしたいなら スキーを回すな!」。感覚を頼りに練習するの難しい!だからこそ目安をつくってスキルアップを、という新提案。誰もが上達を目指せるレッスンに注目。DVD+QR動画連動でお届け。●第2特集、井山敬介の「めざせ!脱・後傾!よいポジション確立の3つのエッセンス」。●井山敬介が脱・後傾のための3つのエッセンスを解説する。森田昂也の「ダイナミックさを生む切...

……続きを読む

最新号について

バックナンバーはこちら

SKINET +PLUS 動画配信サービス 閉じる