「JAPAN ALPINE SKI TEAM Kickoff Party」開催
イベント
遠征の合間を縫い、5名の選手がキックオフパーティに出席
去る9月7日、アルペンチームの24/25シーズンに向けたキックオフパーティが開かれた。会場にはサポーターをはじめナショナルチームから5名の選手、各チームのコーチ陣が集結。選手やコーチがホスト役となり参加者と談笑する中、安食真治ヘッドコーチから先シーズンの報告および来たるべくシーズンに向けた課題やプランなどの発表があった。また、ワールドカップGSで歴代最高の20位を記録した加藤聖五、けがからの復帰シーズンとなる安藤麻ら選手たちがそれぞれの抱負を語った。ワールドカップはもちろん、2月のザールバッハ世界選手権、26年のミラノ・コルチナ五輪での活躍に期待したい。
佐々木明選手が飛び入り参加。アキラ節で檄を飛ばした
小山敬之
ファーイーストカップ種目別SLタイトルを獲得し、ワールドカップへの挑戦権を得た。「誰よりも強気の滑りができるのが取り柄です。ワールドカップデビュー戦になるレヴィから臆さずに、全レース、全ターンで自分の滑りを出せるように頑張ります。世界選手権の代表にも選ばれるよう攻めたいと思います」
小山陽平
ここ2シーズンほどは遅いスタート順に悩まされるも、昨シーズンはヨーロッパカップで成績を残し、スタート順を上げてワールドカップに臨む。「何年も目標にし続けているワールドカップスターティングリスト30番以内を達成できるよう、自分のやるべきことをやり、目の前の1戦1戦に集中して取り組みます」。
加藤聖五
昨シーズンはGSとSL両種目でワールドカップポイントを獲得。「ワールドカップで最終戦に残ることが目標です。個人的にはこの目標を達成して、その先のオリンピックを決めたいと思っています。さらにはワールドカップ、オリンピックの日本人選手枠を増やし、チームとして世界で戦えるように頑張ります」
安藤 麻
離脱を余儀なくされた左足首のけがも順調に回復、復帰のシーズンを迎える。「ベストリザルトの更新がなかなかできていないので、ワールドカップは15位、世界選手権では10位以上のリザルト更新を狙います。けがも順調に治ってきているので、焦らずしっかり治した上で、ビシッと頑張れたらと思っています」
前田知沙樹
ヨーロッパはもちろん国内レース、さらにはグラススキーと常に高みを目指して活動する。「今シーズンは個人の権利でワールドカップに臨めるので、出場するだけでなくクオリファイをして結果を残したいと思っています。その上で、世界選手権やオリンピックにつながる滑りができるよう頑張ります」