【REPORT】VÖLKL SPRING CAMP 2026
ギア・アイテムイベント

シーズンを締めくくる春の志賀高原に、今年もマーカー・フォルクル・ダルベロを愛する熱きスキーヤーたちが集結。ジュニア世代からシニアのマスターズクラス、そして現役のトップ選手までがひとつの場所に集う「フォルクル・スプリングキャンプ」が開催された。
本キャンプは、単なる技術指導やニューモデルの試乗会という枠を超えた、まさに「春のファン感謝祭」と呼ぶにふさわしい雪上コミュニティ。一流のコーチ陣が、世界基準の本質的な基礎に多様な表現でアプローチする「感覚の言語化」が最大の魅力だ。参加者からは「今まで知らなかった身体の使い方が腑に落ちた」と驚きの声が上がり、ジュニア向けのコブに特化した段階的アプローチや、雪上でレッスンを受けながらギアを乗り比べられる実践的な試乗環境も大好評。参加者にとっては、来季のブレイクスルーのきっかけを得る貴重な機会となった。
アルペンレーシングキャンプ

ジュニアからマスターズまで熱きレーサーが集ったアルペン部門。元ナショナルチーム・ヘッドコーチの安食真治に加えて、現役トップレーサーの三上大我、横内真晴の両選手という強力な布陣、「正しいポジション」や「足首の使い方」など基礎の反復を徹底。参加者全員が来季への土台を築き上げる場となった。
安食真治コーチ

「基本となるポジションを正しく理解することで、スキーがしっかりたわんだ『クリーンなターン』が可能になります。まずそれを知ってもらって、『攻めること』と『ただまっすぐいくこと』の違いについても指導しました。今後は学んできた経験やスキルを地域や若いジュニア育成にも反映させ、力を注いでいきたいと思います」
三上大我コーチ

「ちょっとでも自分の経験からみんなが何かをつかんでくれれば、そんな思いを胸にコーチングをさせていただきました。私自身、今シーズンはレーサーとしてのモチベーションを維持することが難しい時期もありましたが、このスプリングキャンプは雰囲気も良くて、2日間楽しく参加させてもらいました」
横内真晴コーチ

「このイベントにはかつて自分が一般参加していたこともあり、今コーチとして関われるのはとても光栄です。去年負ったけがの治療が続いているため、今回はスキーブーツを履けなかったのですが、それでも良いコーチングができるよう全力で取り組みました。私自身にとっては『ホーム』と感じられるイベントです」
技術選チームトレーニング

元SAJナショナルデモンストレーターの飯酒盃大祐コーチが担当した技術選チーム。一般社会人でありながら技術選の地方予選突破を本気で目指すスキーヤーを対象に、一歩上のレベルへ進むための超実践的な指導が展開された。
飯盃酒大祐コーチ

「チームが若返り、みんな向上心や熱意が非常に強いメンバーなので、伸びしろしかないと感じています。またスキーもさらに進化しており、今後はチーム全体としておもしろい結果が出せるのではないかと大いに期待しています」
学生&U16デモチームトレーニング

大会で勝負の分かれ目となる「コブ」。コーチを担当したのは元SAJナショナルデモンストレーターの太谷敏也。コブの中にスキー板を置いて通るラインを可視化するなど、五感に訴えるトレーニングを用い、コブが苦手という参加者にも自信を植えつけるていねいな指導を展開した。
太谷敏也コーチ

「今回は大会で点差が開きやすい不整地種目をフォーカスし、基礎から技術を積み上げていく内容としました。現在は北海道にコブのスペシャリトが多いのですが、彼らに負けない選手を育てたいと思います」
デモレッスンキャンプ&試乗会

元SAJナショナルデモの八重樫圭一、酒井拓也、SAJデモの石川千尋、2023技術選総合12位の渡邊岬ら、豪華メンバーが各班のコーチを担当した一般レッスン。参加者たちは、2026/27シーズンの最新注目モデルの特性をコーチから教わり、雪上でぜいたくに乗り比べながら技術を吸収。最新ギアへの高い納得感と上達の喜びが直結した、充実のカリキュラムが展開された。
八重樫圭一コーチ

「このキャンプにはさまざま方が集まるので、事前にテーマを決めておくというよりは、その班の雰囲気や皆さんの滑りのパターンを見て、臨機応変に対応しました。また、フォルクルスキーの特性を生かせるアドバイスや、それぞれの方に合ったスキーの提案も行ないました。 これはメーカー主催キャンプならではのメリットだと思います」
石川千尋コーチ

「春なので雪質への対応なども含めて、いろいろな挑戦をしていただきました。そのなかでフォルクルスキーの特性に合ったポジションなどの基本的な話もできましたし、楽しんでもらえたのではないかと思います」
渡邊 岬コーチ

「このキャンプでは2時間ごとにコーチがローテーションするので、コーチが変わっても違和感のないような『言葉選び』を意識しました。雪上だけでなく夜の懇親会など、参加した皆さんとの交流ができたのはとても楽しかったです。 スキーヤーとしての自分だけでなく、素の姿でスキー好きの方と触れ合えるたことに喜びを感じています」