【第63回技術選】決勝レポート
技術選
大会3日目。順調だった予選二日間から一転、決勝は悪天候に見舞われ、競技が難航。朝はコース整備で開始が30分遅れ、やっと始まったかと思うと強風でリフトが停止。予定されていた4種目のうち、1種目が途中でキャンセルとなる事態となった。その後も降りしきる雪と強風で、何度も競技が中断。残る3種目を何とか成立させる、過酷な一日となった。
悪天候で競技が難航。奥村駿、大場朱莉が首位をキープ
奥村駿(京都府)が大きくリードするかたちで迎えた決勝。1種目目「ミドルターン・マテリアル規制」(黒森山Aコース)で種目トップの276点をたたき出したのは、その奥村を追う森田昂也(東京都)と穴田玖舟(北海道)。「高順位での予選通過で緊張しましたが、気持ちで打ち勝って自分のいい滑りができました。駿さんがぶち抜いているので、そこについていきたいです」(穴田)。
男子決勝/総合2位 穴田玖舟

男子決勝/総合3位 森田昂也
女子は予選1位通過の大場朱莉(宮城県)がここでも275点の高得点をマーク。そして、調子を上げてきた神谷来美(北海道)も、同点で種目トップに。「雪がすごく滑りやすかった。風でスピードが出ないという情報をもらっていたので、そこを注意しつつ、スキーを縦に走らせるように動きました」(神谷)

女子決勝/総合1位 大場朱莉

女子決勝/総合4位 神谷来美
残る2種目は同時進行。「ショートターン不整地」(黒森山Bコース)では、福田司(栃木県)が276点をマークし、上位陣を退けて堂々の種目トップに。「下地が硬くて跳ねられそうになったけど、意地でねじ伏せた。何か一つでも目立ちたいと思って全力でいきました」(福田)。穴田もこれに続く275点の高得点。奥村との点差をわずかに縮める。
女子では、「今年はコブをしっかり見直してきた」という奥村由衣(北海道)が、予選に続いて決勝でも種目トップの276点。「思ったラインには行けなかったけど、攻めきれてよかったです」(奥村)。これに弥永奈々274点、大場朱莉273点が続く。

女子決勝/総合6位 奥村由衣
「ショートターン・リズム変化」は、悪天候のため、国体コースから黒森山Aコースへとコート変更に。男子は半田翼(長野県)が276点の高得点で躍進。女子は弥永奈々(新潟県)が275点を獲得し、リードする大場との差を縮める。

男子決勝/総合5位 半田 翼
決勝3種目を終え、男子は、奥村駿が2位との13点差でトップ。穴田玖舟が一つ順位を上げて2位に。3位は森田昂也。女子は予選と順位は変わらず、1位大場朱莉、2位弥永奈々、3位野々山颯絵(東京都)。前大会覇者の弥永が、大場に2点差に詰め寄ることに成功した。

男子決勝/総合1位 奥村 駿

男子決勝/総合4位 佐藤栄一

男子決勝/総合5位 武田 竜

男子決勝/総合7位 鈴木洋律

女子決勝/総合3位 野々山颯絵

女子決勝/総合5位 髙橋和花菜