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夏でもやっぱり滑りたい サマーゲレンデでオフトレ 丸沼高原サマーゲレンデ

「雪がなくても滑りたい!」そんな願いを かなえてくれるのがサマーゲレンデ。
スキー場がある高原は真夏でも清涼で、自然に囲まれた環境が心地よい。
滑ること以外のアクティビティが楽しめるのも、高原ならではのメリットだ。

絶えず散水されて滑走性のよいストレートバーン

首都圏から近くて遊びも満載!

丸沼高原サマーゲレンデ

群馬県利根郡片品村東小川4658-58

☎︎0278-58-2211
https://www.marunuma.jp/

都内から車で2時間30分ほどでアクセスできる丸沼高原は、日帰りで気軽に行けるリゾート。その高原に夏はサマーゲレンデがオープンする。センターステーション目の前の「イエローコース」にプラスノーを敷き詰めたコースは、絶えず散水がされて滑走性がいい。メンテナンスもこまめに行なわれ、今季も一部のマットを張り替えて、快適なコンディションが整えられている。

全長4‌0‌0メートルのサマーゲレンデは、前半の緩やかな斜度から滑り出し、中盤から後半にかけて斜度が強まりスピードを上げて滑走できるレイアウト。雪上に近い感覚で滑る、実践的なトレーニングが可能だ。コース脇にはコブ斜面もあり、幅広いトレーニングができる理想的な環境といえるだろう。常設スクールはないが、シーズン中は有名スキーヤーが頻繁にレッスンキャンプを開催。詳細情報はウエブサイト内からチェックできる。

アルペンレーサー出身とあってサマーゲレンデでもキレのある滑りを見せる野々山颯絵
距離は短いがコース脇に設置されたコブ斜面。川端佑沙は縦のラインで難なく越えていく

丸沼高原で楽しむさまざまなレジャー

ウッドデッキに置かれた大きなソファでくつろげる「天空テラス」。ロープウェイ山頂のすぐ側に足湯があり景色を見ながらくつろげる

夏の丸沼高原では、リフトを利用してサマーリュージュを楽しめたり、ツリーアドベンチャーで遊んだりと、スキー以外のアクティビティも豊富。日光白根山ロープウェイで山頂に向かえば「天空テラス」から絶景を望め、足湯やカフェでくつろげる。また、ゲレンデ中腹はオートキャンプ場「キャンピングバレイ」として開放されていて大人気。泊まって、滑りと高原レジャーを満喫していく旅がおすすめだ。

センターステーション内のレストラン「プラトー」はランチ営業があるので、食事や休憩に便利。このほか、ステーション内には日帰り温泉施設もあるので、滑走やレジャーの帰りにさっぱりしてから帰れる快適な環境だ。サマーゲレンデとともに、レジャーもたっぷり味わって、夏の丸沼高原を存分に満喫していこう。

山麓から標高2‌0‌0‌0㍍まで一気に上がれるロープウェイ
山頂の「天空テラス」にはカフェが併設されており、ここで休憩しながら清涼な高原を満喫するのもおすすめ
ロープウェイ山頂は日光白根山が目の前にそびえるビュースポットで、標高の高さゆえ真夏でも空気がひんやりしていて涼しい
木の上で吊り橋や丸太をめぐる「ツリーアドベンチャー」。難易度別にコースが分かれ、子どもでもトライしやすい。ジップラインも楽しめる
サマーゲレンデと隣接するコースで「サマーリュージュ」を楽しめる。リフトを利用し、コース1本まるごと下るのでかなりのスピード感を味わえる
センターステーション内のレンタルコーナーにはサマーゲレンデ専用スキーも別料金で用意。マイスキーを使わずともサマーゲレンデを楽しめる
ステーション内には座禅温泉の入浴施設があるので、滑ったあとにすぐリフレッシュできる

DATA

営業期間:7月15日〜10月15日

営業時間:8:30〜16:30

定休日:Webサイト参照(8月は毎日営業)

リフト券料金(大人):1日券¥3,300、

3時間券¥3,000、2時間体験(レンタル付き)¥4,500

コースサイズ:最大幅約40㍍/コース長400㍍

コース本数:1本

滑走バーンの種類:プラスノー

写真:黒崎雅久、渡辺智宏 / 文:栗山ちほ /モデル:川端佑沙、野々山颯絵